2015年5月2日土曜日

GoProの模倣品「SJ4000」を買おうと思って調べてみたら、中国人が「爆買い」に走る理由がよくわかりました

日本でも海外でも大人気のウェアラブルカメラ、GoPro。
その製品にかなりよく似ていてしかも価格が非常に安い「SJ4000」というカメラがあります。



こうやって価格を比較してみると安さに驚きますが、
このSJ4000というものには大きな罠があります。




Amazonで購入しても偽物を掴まされる可能性がある
(安いのものは高確率で偽物です)

1万円を切っているものが危険ラインで、1万円以上のもの(できれば1.2万円程度)のものが本物の可能性が高いです。(偽物の可能性もある)

レビューによると、「SainStore」というところで買うと間違いないようですが…
実際にアマゾンのページに行ってみて、いろいろ怪しいマケプレの出品者を見ると面白いかもしれません。

秋葉原のイケショップというところでも扱っていて、ここでは保証付なので一番安全です。
ちょっと高いですが手数料と思えば間違いないでしょう。
これでもGoPro HERO無印よりは安いです。

ちなみに外れにあたると、SJ4000の偽物、DV123という劣化品に当たるようです。

他にもいろいろと特徴があるので、興味のある方はSJ4000、SJCAMでググって調べてください。
何分、この手のカメラが欲しい人がいきなり購入するのは勧められないので・・・

購入後も中身が中華クオリティなので、便利に使うにはコツが要りますが、
画質はGoProのSilver並にきれいで、GoProのマウントが使えるという優れものです。
なおかつGoPro無印よりも安いため、困難を乗り越えればGoProよりも役に立つと思います。
(正直欲しいんですが、まだ資金に余裕がなく買えない)



とまあ
ここまで読んだ方、いくら安くても買う段階から買ったあとまで色々と困難が待ち受けていて
めんどくさいわ、そのまま完成品が欲しいと感じた方が一定数いるかと思います。

これこそが、昨今話題の中国人による「爆買い」の動機ではないでしょうか。
私も身をもってウンザリしました。
中国本土では、あらゆる店がSJ4000のような状況になっていて、買い物に神経をとがらせるのが非常に面倒くさいから「本物が安心して買える日本」まで買いに行くようになっているのでしょう。
こうして実際に中国のキワモノを買おうと思って調査すると、中国の特殊事情がわかります。
まあキワモノ扱いされるのは日本だけで世界では人気のカメラではあるのですが。

日本は、中国とは180度正反対で振り切れている国です。
安く本物が買えるが、しわ寄せは労働者に降りかかっているという感じでしょう。
その環境を中国の人はうまく使っているわけですね。

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