2015年11月6日金曜日

車載動画に出てくる車の運転方法について、褒めるコメントを投稿する人はほとんどいなくて重箱の隅をつつくような批判コメントを残す人が圧倒的に多い

私の動画に限った話ではないのですが、動画で出てくる車の運転方法について、コメントを寄せてくる人たちはかなりシビアに批評します。
良い運転について褒める人はほとんどおらず、大半は「こうすべき」「この運転はよくない」というコメントを残します。


私の動画だと、首都高の動画についてコメントが多いです。







大半は普通のコメントを残しているわけですが、中には運転方法について批判するコメントもあります。

一番最初の加平PAからの合流は黒い車の後ろに入るべきでしたね。
本線の車と速度が一瞬だけ同じになりますが、そこはブレーキではなくアクセルを踏むべきところでしたね。

先日、こういうコメントをいただきました。
私もそれが正解だと思いますが、問題はこの正解にもっとも近い運転を
「その場所を運転している場合に、瞬時に常に正しく判断できるか」
というところにあります。
特に加平PAからの合流というのは首都高の中でも最高難度のものですから、初めて突入した人が完全にただしい判断で合流できるとは限りません。


こういう合流は合流車線最後まできっちり使わないと本線の車にブレーキ踏ませて渋滞の原因になるからマナー違反だよ
それとup主は1台スルーして合流してるけど合流されるほうも迷うから1台ごとに合流したほうがいい

というコメントもかなり昔に頂いています。
このコメントについてもそのとおりですが、わかっていても実際運転していると順守できないときがあります。特に初めての場所は厳しいですね。







このように、実際に運転している人は、「出くわしてすぐにどうすべきか判断する」ので、中にはうまくいかないこともありますし、撮影中でもうまくいかなかった場合がよくあります。

しかし、少しでもミスがあればすぐにミスだと指摘されてしまいます。よくあるコメント投稿者の特徴というべきでしょう。(正直言うと私はこの手のコメントに少しうんざりしています)

動画の場合、安全な場所で何秒でも繰り返し動画を見ることができるため、完璧な答えを時間をかけて導き出すことができます。運転中に起こった場合は「瞬時」なので「わかっていても正しく行動できない場合もある」のです。


人は完璧な行動をいつでもとる、という前提で道路を作ると首都高が出来上がります。右から合流でも右車線は制限速度以上出す車がいないから安全、合流レーンが短くても制限速度以上出す車がいないから安全、みたいな机上の空論によってあの構造ができあがっています。




結果的に、動画では褒めるコメントはほとんどいなくて「こいつの運転は◯◯がこういう風に間違っている!俺なら完璧に運転できる!」的なコメントがほとんどになってしまうので、変な運転をしている様子をとらえた動画(ドラレコ動画にありがち)をアップする予定の方は十分注意してほしいと思います。

私の場合どうしているかといえば、コメントを検閲して良いものだけ採用、コメント無効にする、批判を受けそうな運転シーンを編集でカットする、といった方法をとっています。(とても独裁的でセコいですよね、でもこうするのが一番精神的にやられないのです)



この動画は典型例で、実は前にこの動画は違う形でアップしていました。
私も追い越しをかけた場面が収録されていたんですが、そのことに対して
「追い越し禁止だ」「車が右折しようとしてるのに!」と批判が殺到したんです。
ですからいったん動画を削除して、私が追い越した部分をカットして再アップしたら批判がほぼなくなりました。人は少しでも粗があれば徹底的に叩くというのを実感した動画でした。





批判を受けそうな部分をカットしたら動画として成り立たない場合、批判覚悟でアップするのがいいですが、批判なんてゴミクズが書いているものだと思っておけばいいです。
厳しい言い方ですが、こうでも思わないとやってられないです。最近は面倒なのでこの手の動画のアップ自体をとりやめています。


「ドラレコのトラブル動画ばっかり見てそれに正義面でコメントを残すのが趣味な人」もいっぱいいます。彼らに憤っても何も得することはありません。相手にするだけ無駄なのですが、コメント欄は開放しておいたほうがいいと思います。
そして、この手の動画をアップすると、正義面で批判する人に餌を与えることにもなりますので、気をつけたほうがいいとも思います。


0 件のコメント:

コメントを投稿