2015年12月16日水曜日

2015年の交通事故死者数 前年より増加か 増加すれば2000年(平成12年)以来に

実は2015年になって、交通事故による死者数が増加しています。



日本では、 itarda という機関が平日は毎日、交通事故死者日報というのを出しています。



現時点で最新の(平成27年12月14日)を見てみると…


去年の12月14日と比べて、+23人 つまり23人増加となっています。
死者数は3884人です。




平成25年12月14日の死者日報

を見ると、2013年は4106人だから、2年前と比較すると200人くらい減っているのがわかります。


ここ数年間を見てみると、依然として交通事故死者数は減少傾向にありそうです。ただ実際どうなのかは来年再来年の統計を見てみないといけません。




ところで、死ぬような事故はともかく、軽微な事故はどれだけ減っているのでしょうか。



このページにpdfで2015年10月末現在の交通事故状況が公開されています。
それによると2015年1月~10月末までに起きた交通事故は
44万0441件
であることがわかります。前年と比べて6.2%ほど減少しているようです。



2014年の交通事故件数は57万3842件ですから、この数字から6.2%減少させると2015年の交通事故件数が推測できます。ということで計算してみます。

573842 × (1-0.062) = 538264 
(小数点以下を四捨五入)


2015年、交通事故は53万8264件起こるだろうということがわかりました。


ついでに負傷者も推測です。2015年10月末現在、今年の負傷者は54万6986人です(前年比6%減少)。2014年の負傷者数が629021人だから、この数字から6%減少させると2015年の負傷者数は59万1279人になるだろうと推測できます。

軽症程度の軽微な事故は減少傾向にあることがわかります。



ただ、これは人身事故の総数なので、物損のトータル件数はわかりません。
物損の件数がわかるといいんですけどねえ…



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