2016年1月10日日曜日

首都高湾岸線 に並行する国道357号東京湾岸道路 未開通区間はいつ開通する?調査

首都高湾岸線にはすぐ隣に国道357号という国道が通っています。立体交差が連続する区間が存在する一方、普通の信号ばっかりの区間もあったりで「変だな」と感じる方がいるでしょう。

実は湾岸線に並行する国道357号東京湾岸道路、完成形は

「千葉市~横浜市まで完全立体交差」

というハイスペックな無料道路です。湾岸線の側道なのに…





ただし、現在は部分的に立体化されているだけで、信号がたくさんあります。しかもそもそも一般道区間すら未開通のため部分的に湾岸線を利用しないといけない部分があったり、と使いやすいとは言い難い構造です。

そりゃ千葉から横浜まで完全無料の完全立体交差の道路がありゃ最高ですが、それがいつ実現するのかはわかりません。しかし部分的に工事は行っています。

今後どうなるのでしょうか?ちょっと調査してきました。



2015年12月に開通 → 千葉県登戸交差点立体(国道357号・14号の交差点)

未整備・渋滞多発 → 千葉~市川

一部立体完了もところどころに平面交差点 → 市川~東京・台場
新木場付近立体化完了、また舞浜交差点が立体化されることが決まっている

2015年度 → 東京港トンネル(お台場~天王洲アイル)西行き  開通予定
2020年度 → 東京港トンネル(お台場~天王洲アイル)東行きを作りたいらしい
※2020年度開通目標

2014年開通 → 環七立体(東京都大田市場前)

整備済 → 京浜島~羽田空港・環八まで

環八から横浜方面は東扇島、ベイブリッジを除き未開通となっている

うち、環八から川崎浮島まで 多摩川トンネル(羽田空港~川崎浮島) 
が整備されることが決定している
https://www.city.ota.tokyo.jp/kuho/kuho_pdf/kuho_20150111_21.files/01-11-21-P1.pdf



赤→開通 みかん色→一般部開通済(信号など平面交差) 黄色→一切未開通
(東京港トンネルは2016年上半期には開通しそうなので画像では開通済にしています)



というところまでわかりました。地図で見ると案外進んでないように見えます。
(ちなみに千葉から木更津方面も計画はありますが今回は端折っています。横浜から八景島もです)


今後整備が望まれる区間

全線整備がいいのは間違いないんですが、それは時間がかかるので一部だけならどこを作ればいいかを考えてみます。

・新木場~羽田空港を完全立体化
並行する首都高湾岸線で頻繁に渋滞が発生しているのが新木場から大井にかけてです。夏休み期間はお台場まで車で行く人が増えますが台場は平面交差です。もし立体化を行うならこのあたりの区間が最優先な気がしますね。今までは末端区間ということで放置されてきたんでしょうが、東京港トンネルが作られるとそうもいかなくなります。



・船橋市内(ららぽーとあたり)
これって整備できるほどの余地があるんだろうかと疑問に感じますが…(市川市から東側は用地が確保されていないように見える区間が結構ある)船橋市は渋滞が酷すぎるらしいので(14号の渋滞は体験した)道路は少しでも増えるといいですね。たぶん整備されないと思われますが。


他は後回しでもいいと思います。

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