2015年10月7日水曜日

実際に運転してみてわかった、海老名JCTの問題点

今まで実際に通行したこともなく渋滞の原因について解説してたの!?
と言われそうですが、実際通行してないのは非常に不味いと思ったので、2015年10月に通行してきました。
今回走行するのに使用してきたのはミライースという普通の軽自動車、つまり急な坂道で失速せずに走行するにはトルクが不足している車です。
余裕のある排気量の車で走行するのとは違って、坂道のきつさをダイレクトに感じることができました。

ちなみに走行したのは平日で、渋滞時に走行したわけではありませんのでご注意ください。


海老名JCTについて、解説記事については
以下の記事をご覧ください

圏央道・海老名JCTを先頭に大渋滞する理由とは

圏央道外回り・海老名JCT先頭の渋滞 金をかけずに解消させる方法
http://rcp193.blogspot.jp/2014/07/jct_25.html
(たぶん金をかけないと解消しないとは思います)
圏央道外回り・海老名JCT先頭の渋滞 金をかけて解消させる方法
http://rcp193.blogspot.jp/2015/03/jct.html

海老名JCTがすべて完成した時に起こるであろう、マナーのないドライバーによって引き起こされる迷惑な渋滞現象
http://rcp193.blogspot.com/2014/08/jct.html

東名高速道路上り・大和トンネル先頭の大渋滞をほぼ回避することができる画期的ルートが実はひっそり開通していた
http://rcp193.blogspot.jp/2015/03/blog-post_28.html




・圏央道内回り→東名下り(東北道・関越道→東名)と進む場合の問題

JCTに入ってから東名上り・下り分岐するまでの坂道がかなりきついです。
もう少し補足すると、東名下り名古屋方面に進む場合は、分岐してからも坂道が続きます。
おそらくここで多くの車が速度を落としてしまうのだろうと思われます。
土日などでは停滞気味の渋滞が海老名ICをはるかに越えて圏央厚木あたりまで伸びてしまう、
というのは当然ではないでしょうか。
JCTに入って、上り下り分岐まで2車線になっていれば渋滞は結構マシになるのではないかと思うのですが…

もうひとつ、これは構造上の問題なのですが…
圏央道内回り→東名上り下り分岐まで2車線に拡幅するのは不可能ではないかということです。
圏央道外回り→東名上りの橋脚が上にあってそれが邪魔をすることで、1車線から2車線に拡幅したら大型車が通行できなくなりそうです。



動画です。




・東名上り(小田原厚木道路・厚木IC)→圏央道外回りと進む場合の問題

まず、このポイントで右車線から左車線への割り込みができるので、茅ヶ崎方面へ向かいたい車が進路妨害されると思われます。
ただわずかながらのスペースはできるので1台割り込みするくらいなら後ろの車の進路が妨害されないだろうとも思われますが…


そして1車線になったあとに下りながらの急カーブがあります。
かなり急なカーブです。ここで速度が落ちるのですが、問題は次のポイントです。
お馴染みとなった渋滞発生地点の画像です。
カーブが終わったあと急に下って登り坂に切り替わるところで合流するわけです。
実際に走行してみると予想以上の急坂で驚きました。
この道路が関東の大動脈になるんだからかなり不味いですよね。



合流した後に急な登り坂があるから速度低下がなかなか解消されないというのは以前の解説記事でも書いていたのですが、実際に走ってみて想像以上でした。
かなり空いている時間帯にもかかわらず、前が詰まってしまっています。速度が低いまま加速レーンに入るのでミライースで合流するため必死に急加速し…てはないです。
(本線はガラガラなので急加速しなくても合流自体はできる)


動画です。





私の感想ですが、あまり通りたくないなあというのが正直なところです。
ガラガラでもあまり走ってて快適ではないです。特に東名(厚木IC)→圏央道はうーん…

東名~東北道が2015年10月末につながり、来年からは圏央道へ移行させるための新料金制度が始まるということで通行しないといけない車はますます多くなるでしょう。
通行する際は私のブログでも動画でも、他の方の記事でも動画でもなんでもいいので予習をお願いしたいところです。
事前に知っているだけで気持ちにかなり余裕ができます。



実際に運転してみてわかった、圏央道・久喜白岡JCTの問題点http://rcp193.blogspot.jp/2015/10/jct_10.html
もご覧ください。

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